咲蔵工房が目指す住宅は、住宅の先進国と言われるドイツ基準!
時々ドイツに視察に行き、学んでいます。
ドイツ人は大人も長い夏休みを取るのをご存知ですか?
仕事をお休みして、ゆっくり家族と過ごす・・・いわゆる「バカンス」なのですが。
なぜそういうことができるのかというと、
家のローンがないからと言われています。
では、なぜローンがないのでしょう・・・。
エネルギーを使わない住宅、つまり低燃費な住宅が標準になっているので
お金が貯まる→ローンが返せるんです。
新しさ=価値ではなく、性能=価値
そして、もうひとつ。
ドイツは新しさ=価値ではなく、性能=価値なのです。
日本でアパートを借りるとしたら・・・
新しい方が家賃が高く、古い方が家賃が安くなりますよね。
ドイツでは違います。
年季の入ったアパートの方が、新しいアパートより家賃が高かったりします。
それは、年季の入っているアパートの性能=価値になっているからです。
チェルノブイリの原発事故があってから、
ドイツは変わりました。
建物の性能をあげようと、国が一丸となって活動しています。
それに比べると、日本はまだまだ「お金儲け」が先に来ているような気がします。
本当に大切なものは何なのか。
自分だけではなく、日本全体として、地球全体として
今大切にするべきことは何か。
そんな大きなことを考えながら、家づくりをしていきたいと考えています。
また、気づきがあればシェアします。