偏差値がアップする家

こんにちは。四国中央市・高性能住宅の咲蔵工房です。

私たちは、「住環境が人をつくる、豊かさをつくる。」をモットーに、住環境が人にどんな影響を与えるのかを絶えず研究し、勉強しつづけています。

なので、スタッフの知識はかなりマニアック!!!

今回の記事では、睡眠と住宅、そして、その影響で脳の発達が変わってくる・・・ということについてご紹介します。

木がもたらす快適環境

以前、慶應義塾の伊香賀教授のお話を聞く機会がありました。伊香賀教授は、実測調査、統計分析を通じて省エネかつ健康長寿を実現する住まいを探求する「ウェルネスハウス」を研究されています。

健康で快適な住居の温熱環境に関する調査結果のご紹介と、快適な住環境をもたらす木材の効果についてのお話だったのですが、これがとっても興味深かったです。

簡単にお伝えすると、木がたくさんつくられたお家で生活していると、脳・循環器・呼吸器・運動器によい影響を及ぼすということでした。

冬場の1度温かい家に住むと、脳神経が2歳若くなる!?

伊香賀俊治教授のチームが、2016年から毎年調査を積み重ねるなかで、判明したのは「冬場に1度温かい家に住むと、脳神経が2歳若くなる」ということ。

40代から80代まで150人の脳画像を基に、脳の神経線維の質などを点数化すると、5度暖かくなることで、冬季の居間室温が低い家と比べて、脳年齢が10歳若く保てるという結果に。

寒い家では、室温の変化が激しく、血管の拡張収縮が繰り返されやすい環境。動脈硬化が進行しやすいので、脳が早く劣化してしまうと考えられます。ほかにも、寒い家では高血圧症や動脈硬化を発症しやすく、夜間の頻尿リスクも高まるので、自律神経や睡眠を乱す可能性も高まってしまいます。

部屋の環境が偏差値に影響を与える

また、室内の仕上げが人工材料か自然素材かが、自律神経や睡眠時間、翌日の作業成績に影響するという報告もあります。


(1)床を木目柄ビニール(天井は白クロス)
(2)床と天井を木目柄ビニール(視覚が自然風)
(3)自然素材のスギ無垢材の部屋(視覚も香りも自然)

に男性大学生を振り分け、3泊してもらう実験をした際、

(3)の自然素材のスギ無垢材の部屋は、翌日の作業成績が高かったそうです。(1)の部屋より(3)の部屋に宿泊した大学生のほうが、単純作業(タイピング)では9点、マインドマップ(連想ゲーム)では6点、成績が良い。偏差値でいうと「9ぐらいの差」があるそうです。

驚きの結果ですね!

自然素材は、就寝中の自律神経を整え、深い眠りを促すということが、これでよくわかりました!

認知症の予防、お子さんの学習のため、もちろんご夫婦のお仕事のポテンシャルを高めるために、できるだけ自然素材を取り入れた家づくりをしてみませんか?

自然素材を使うだけではなく、気密・断熱を高品質に仕上げることができる咲蔵工房だから、自然素材のよいところをさらに引き出すことができます。

家族のために最良の選択を・・・!
大事な住環境づくりのお手伝いを、ぜひ私たちにさせてください!

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